月別一覧: 7月 2017
  • 今泉 省彦
    1931年11月、埼玉県入間郡所沢町の職業軍人の家に生れる。父は1945年7月、フィリピン・ルソン島で戦病死したことを終戦直後に知らされる。日本大学芸術学部を中退、電電公社に勤めながら1958年、美術評論誌『形象』(後『機關』に改名)の創刊同人、ハイレッド・センター結成の土壌を用意するなど、前衛美術…
  • 美術工作者の軌跡
    美術工作者の軌跡
    今泉 省彦 [著]   照井 康夫 [編]
    戦後美術の高揚と混迷の中で〈画を描かない実作者〉を自らに課した絵描きの軌跡 戦後アヴァンギャルドの時空をキャンバスとして、下地となる言葉を塗り込んでゆく。読売アンデパンダン終焉の現認報告者にしてHRC(ハイレッド・センター)結成の仕掛け人……、「自立学校」から「美学校」への道を駆け抜けた〈棄民〉た…
    • A5判 並製/272頁
    • 定価 2750円(本体2500円)
    • ISBN 978-4-86656-006-9 C0095
    • 2017年6月発行
  • 照井 康夫
    編者。1948年、東京都生れ。成蹊大学卒業後、家電業界紙記者、フリージャーナリストを経て文藝春秋に入社、数多くの書籍編集を手がけた。退社後の仕事に小津安二郎、野田高梧らによる『蓼科日記 抄』の編纂、などがある。