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4月 2024
「文学」その道標
野松 循子 [著]
昨今、論理性・実用性に欠けるとして文学離れが深刻化している。 しかし、文学は読めば読むほどに論理力が磨かれていくものである。 そして文学には、作家の深い「祈り」が籠められている。 どんなときでも「あなた」を肯定し、支えてくれる。 4つの作品を例に、文学の味わい方を説く。
四六判 並製/200頁
定価 1650円(本体1500円)
ISBN 978-4-86656-160-8 C0095
2024年5月発行
野松 循子
1953年、山口県下関市生まれ。1982年、梅光女学院大学文学部大学院日本文学専攻博士課程満期退学。複数の高等学校非常勤講師、常勤講師(大学院在学中より十数年間)、大学図書館司書(2年間)、予備校講師(7年間)、1987年、西南女学院短期大学保育科非常勤講師(2年間)、1989年、萩女子短期大学国文…
劉 寒吉
明治39(1906)年、福岡県小倉市に生まれる。小説家。本名濱田陸一(はまだりくいち)。第二期『九州文学』の結成に参加し、第五期の休刊号まで同誌を支えた。昭和18年「翁」が芥川賞候補、「十時大尉」が直木賞候補となる。昭和30年「風雪」直木賞候補。北九州市立美術館、旧歴史博物館、市立中央図書館の設立に…
西国の獅子
劉 寒吉 [著]
昭和55(1980)年7月より、「夕刊フクニチ」(フクニチ新聞社)にて計180回にわたり連載された未刊の小説を書籍化。 火野葦平や岩下俊作らと共に、九州の文学を支えた作家の1人、劉寒吉が、 「豊後王・西国の王」と呼ばれた大友宗麟の生涯を描いた戦国歴史小説。 稀代の猛将・戸次鑑連、高橋紹運を従え…
四六判 上製/360頁
定価 2750円(本体2500円)
ISBN 978-4-86656-162-2 C0093
2024年5月発行
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