尾﨑 直人

オザキ・ナオト

昭和23年宮崎市生まれ。昭和54年九州大学大学院文学研究科修士課程(美学・美術史)修了。九州大学文学部助手を経て昭和58年より福岡市美術館勤務。平成21年定年ののち嘱託として勤務(平成25年3月退職)。平成23年九州大学文学部より学位(文学博士)授与。
主な専門領域/中国古代中世仏教美術、東南アジア陶磁、日本近世陶磁
業績/「敦煌莫高窟の弥勒浄土変相」『密教図像』第2冊、昭和58年。「高取茶入編年試論」『美術史』第125冊、平成元年。その他、論文多数。
平成18年小山富士夫記念賞受賞。文学博士。


  • 筑前高取焼の研究
    筑前高取焼の研究
    尾﨑 直人 [執筆/編集]
    筑前福岡藩の藩窯・高取焼は数奇者大名・小堀遠州の好みをうけた「遠州高取」の名で世に広く知られるが、じつはその成立の具体的経緯や背景についてはほとんど何も解明されていないというのが実情である。のみならずその前進たる「古高取」からの造形的な変容の原因や過程についても詳細は一切不明であり、さらにまた京都、…
    • 四六倍版判 上製/304頁
    • 定価 4400円(本体4,000円)
    • ISBN 978-4-87415-874-6 C0072
    • 2013年3月発行