吉永 正春
ヨシナガ・マサハル
1925年、東京に生まれる。門司・旧制豊国商業学校卒業。現在、戦国史家として執筆、講演活動に活躍。主な著書に『立花城興亡史』(西日本新聞社)、『九州戦国合戦記』『筑前戦国争乱』『九州戦国の武将たち』『九州のキリシタン大名』『増補改訂版 筑前戦国史』『筑後戦国史新装改訂版』(いずれも海鳥社)、共著に『エッセイで楽しむ日本の歴史』(文藝春秋)など、多数がある。2004年度福岡市文化賞、2009年度西日本文化賞を受賞する。
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漢詩でめぐる九州戦国史
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吉永 正春 [著]
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飫肥城趾で日向・伊東氏と薩摩・島津氏との戦いに思いを巡らし、筑前立花山城戦で大友軍と戦った毛利元就の悲運を思う……。
42編の漢詩とその題材に対する詳細な時代考察は、九州戦国の諸相を見事に描き出す。漢詩と一体となった初の歴史解説書。
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- 四六判 上製/216頁
- 定価 2420円(本体2,200円)
- ISBN 978-4-87415-884-5 C0021
- 2013年5月発行
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九州戦国の女たち
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吉永 正春 [著]
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男たちが覇権を賭けて争った戦国時代。親子兄弟が相食むこの時代に女たちはいかに生きたのか。薩摩の国母・常磐、数奇な運命に弄ばれた異母姉妹・宗像菊姫とお色姫、信仰を貫いた大名夫人・松東院メンシア、大友宗麟の妻など過酷な戦国時代を生きた11人の女性たちを描く。
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- A5判 上製/202頁
- 定価 1980円(本体1,800円)
- ISBN 978-4-87415-794-7 C0021
- 2010年12月発行
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筑後戦国史
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吉永 正春 [著]
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筑後の戦国期は九州の覇権をめぐる大友、毛利、龍造寺、島津に翻弄され続けた-。蒲池、田尻、三池、草野、黒木、星野、問註所、五条、西牟田、溝口、上妻など筑後の国人領主たちは、兄弟・一族が相争う凄惨な戦へと追い込まれていく。筑後戦国武将たちの激闘を描く
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- A5判 上製/210頁
- 定価 2200円(本体2,000円)
- ISBN 978-4-87415-771-8 C0021
- 2010年4月発行
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筑前戦国史
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吉永 正春 [著]
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九州・筑前の戦国史を初めて解明した名著が再登場!毛利元就、大友宗麟、立花道雪、高橋紹運、立花宗茂、龍造寺隆信、秋月種実、島津義久。武将たちが縦横に駆け巡り、志と生存を賭けて戦った九州戦国の世を活写する。
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- A5判 上製/376頁
- 定価 2750円(本体2,500円)
- ISBN 978-4-87415-739-8 C0021
- 2009年7月発行
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九州戦国合戦記
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吉永 正春 [著]
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戦国九州の覇権をかけた戦いを総覧す!守護勢力と新興武将、身内を分けての戦い、覇を求め、生き残りをかけ、繰り広げられた争乱の諸相に、史料を駆使し、現地を歩いて迫る。大友、毛利。龍造寺、立花、相良、島津など戦国九州の武将たちはいかに戦ったのか。(本書は、『九州戦国合戦記』(1994)に追加・修正し、増補…
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- A5判 上製/278頁
- 定価 2420円(本体2,200円)
- ISBN 978-4-87415-586-8 C0021
- 2006年7月発行