エントロピー的反差別論
社会の動きを「エントロピー」の眼でみる著者 松田 次生
自然界は「エントロピー増大=均一化・一様化」の法則で動くのに、人間社会に「エントロピー減少=差別・隔離・格差」が生じるのはなぜなのか。
エントロピーの概念を援用して社会・教育・福祉を考察し、わたしたちのあるべき姿を問う。 著者略歴
- 松田 次生
マツダ・ツギオ - 1946(昭和21)年、熊本県生まれ。九州大学理学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程修了・博士課程中退後、福岡県立の盲学校、養護学校、高等学校の教員(理科)を経て、2005年西九州大学大学院健康福祉学研究科修了。その後同大学に勤務、2018年退職。大学では主に福祉教育、ボランティア学、障害学にかかわる。
著書に『福祉ボランティアの今日的課題』(2010年、学事出版)