中尾 友香梨

ナカオ・ユカリ

佐賀大学全学教育機構准教授.博士(比較社会文化),九州大学大学院博士後期課程単位取得満期退学.


<主要編著・論文>
『江戸文人と明清楽』汲古書院,2010年.
『歴史に埋もれた名医―徳永雨卿』佐賀大学地域学歴史文化研究センター,2011年.
『文人大名鍋島直條の詩箋巻』同センター,共著,2014年.
『佐賀藩第三代藩主鍋島綱茂の文芸―「観頤荘記」を読む』同センター,2016年.
「江戸中期の名医・徳永雨卿」,『佐賀学 佐賀の歴史・文化・環境』,同センター,2011年.
「文人大名―鍋島直條」,『佐賀学Ⅱ 佐賀の歴史・文化・環境』,同センター,2014年.
「肥前鹿島藩第四代藩主・鍋島直條と詞」,『風絮』第12号,日本詞曲学会,2016年.
「来日明人任元衡より鹿島藩主鍋島直條に贈られた填詞作品」, 佐賀大学地域学歴史文化研究センター『研究紀要』第10号,2016年.
「小城藩主・鍋島直能と江戸の林家一門―咸臨閣を舞台とした交流―」, 伊藤昭弘編『佐賀学Ⅲ 佐賀をめぐる「交流」の展開』同センター,2017年. ほか多数


  • 小城藩主鍋島直能
    小城藩主鍋島直能
    中尾 友香梨 [著]
    類まれなプロデュース力で、桜岡庭園(小城公園の前身)を全国に知られる名園に育てあげた鍋島直能。当時の学術・文化をリードした林門や親王・公家衆、明末の儒学者たちとの交流を時代の文脈の中で読みなおし、文雅の力で自らの家格を権威づけようとした直能の姿を明らかにする
    • A5判 並製/100頁
    • 定価 1100円(本体1,000円)
    • ISBN 978-4-86656-121-9 C0021
    • 2022年3月発行
  • 佐賀城下にあった幻の大名庭園―観頤荘
    佐賀城下にあった幻の大名庭園―観頤荘
    中尾 友香梨 [著]
    かつて佐賀城のすぐ西側に広大な大名庭園があったことをご存知でしょうか。庭園は、現在の佐賀市赤松町南部と鬼丸町西部に位置しており、総面積はおよそ11万6000平方メートル(約3万5000坪)あったと見られます。園内には大きな池をはじめ、築山、滝、川、船、太鼓橋、展望台、楼閣、茶屋などが豊富に取り揃えら…
    • A5判 並製/96頁
    • 定価 1100円(本体1,000円)
    • ISBN 978-4-86656-024-3 C0021
    • 2018年3月発行