井手川 泰子

イデガワ・ヤスコ

1933年、小倉市(現北九州市)生まれ。戦災により鞍手に移住。1985年から2001年まで鞍手町歴史民俗資料館(鞍手町歴史民俗現博物館)に勤務。2021年西日本文化賞受賞。鞍手町在住。
著書に『筑豊 ヤマが燃えていた頃』河出書房新社、2007年


  • 新 火を産んだ母たち
    新 火を産んだ母たち
    井手川 泰子 [著]
    地の底から石炭を地上に運び出すという過酷な労働に明け暮れた人生を、時には歌を交え、突き抜けた明るさで語る筑豊の元女坑夫たち。死と隣り合わせの労働、炭住での暮らし、やりたい放題のスカブラ亭主……。聞き書きから浮かび上がる鍛え抜かれた彼女たちの開放的な精神。
    • A5判 並製/184頁
    • 定価 1980円(本体1,800円)
    • ISBN 978-4-86656-109-7 C0092
    • 2021年12月発行