海を隔てて韓国(からくに)に向かう、もう一つの伽耶・伊都国の原風景。『魏志倭人伝』に邪馬台国より以北の六国の一つとして記録され、古代日本文化の基層をなした伽耶を故地とする、伊都国。その中心部に位置する可也山(かやさん)から倭の六国を俯瞰する。空・海・山々・島嶼が織りなす「水辺の王国」の実像を捉えた写真紀行。