私が住んだ古都 雲南・麗江
著者 大藤 俊祐
水の都、雲南・霊江への誘い。退職後、1999年3月に中国語を勉強するため雲南師範大学(昆明)に留学。気が付けば、ナシ族の都・麗江で日本語教師を勤める。世界遺産で、独自の文化を持つ麗江を案内する。「ナシ族の人は客好きとよく言われます。当地のお祭りや催しが近づくと、『先生、週末は暇?』と生徒が自宅に食事の招待をしに来ます。(略)娘の日本語の先生が来たというので、そのお宅では何かお祝い事でもあるのかと思えるような段取りです。夜になると親戚や近所の人たちが来るわ来るわ、みんなで食事をし酒を飲み、そのうちに民謡を歌い出すと庭の真ん中で篝火を焚いて踊りの輪ができ、賑やかな夕べでした」(「あとがき」より)
著者略歴- 大藤 俊祐
オオフジ・シュンスケ