聖人・托鉢修道士・吟遊詩人
ヨーロッパに盲人の足跡を辿る著者 永井 彰子
盲人の聖人への信仰から吟遊詩人、中世フランスの救済院、ウクライナのゴブザーリ、さらに琵琶、リュートの歴史まで……。音楽や語り物、宗教儀礼など特異な文化の担い手であった盲人の世界。 著者略歴
- 永井 彰子
ナガイ・アキコ - 1936年生まれ。東北大学卒業、九州大学大学院博士課程修了、比較社会学文学博士(九州大学)単著に『日韓盲僧の社会史』(葦書房、2002年)。共著に『日本伝説大系 第10巻 山陽』(みずうみ書房、1987年)、『大系日本歴史と芸能 第六巻 中世遍歴民の世界』(平凡社、1990年)、『身分的周縁』(部落問題研究所出版部、1994年)、『岩波講座 歌舞伎・文楽 第3巻 歌舞伎の歴史Ⅱ』(岩波書店、1997年)。編著に『福岡県史 文化史料編 盲僧・座頭』(福岡県、1993年)などがある。