大谷 賢二

オオタニ・ケンジ

1951年福岡市生まれ。福岡県立福岡高校、九州大学法学部卒。在学中よりベトナム反戦・日中友好運動に取り組む。日中国交回復、平和友好条約締結の運動のなかで日中友好学生訪中団副団長として訪中。以降、約35年間に90数カ国を訪問。カンボジアで多くの地雷被害者に出会い、地雷問題の深刻さに直面し、帰国後カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)を設立。現在、代表として、世界の地雷廃絶運動を推進している。一方、本業のイベント業を活かし日本初のパラグライダーのインストラクターとしてアジア大会、日本選手権などを企画・運営、また青年会議所メンバーとして「アジア太平洋こども会議in福岡」に企画参画(日本イベント大賞奨励賞受賞)。また、NPO法人 福岡歴史研究会の理事長として地元福岡の歴史の掘り起こしにも取り組んでいる。


  • 地雷原の子どもたちと共に
    地雷原の子どもたちと共に
    大谷 賢二 [著]
    対人地雷は敵を殺す事よりも、怪我をさせることを目的とした残虐性。一度埋められた地雷は地表から分からない上、半永久的に動作し続けるという残存性。兵士・民間人、大人・子供、男女の区別無く攻撃する無差別性から「悪魔の兵器」と呼ばれている。アジアで最も地雷被害の多い国、カンボジア。国内に埋設されている地雷の…
    • 四六判 並製/230頁
    • 定価 1650円(本体1,500円)
    • ISBN 978-4-87415-800-5 C0036
    • 2011年5月発行