世界記憶遺産の炭坑絵師 山本作兵衛展が開催中です(終了しました)

3月16日(土)から5月6日(月・振休)、東京タワー1F特設会場にて「東京タワー開業55周年記念 世界記憶遺産の炭坑絵師 山本作兵衛展」が開催されています。今回の展示では作兵衛翁の原画59点を一挙公開。関東では初めての原画展となります。
東京タワーが開業した1958(昭和33)年、九州の筑豊(福岡県)では炭坑夫出身の山本作兵衛が60代半ばにして絵筆を握り、炭鉱労働の仕事と生活を描き始めていました。自らの経験と記憶をありのままに描いた作品は生々しく、臨場感があると高く評価され、ユネスコの世界記憶遺産にも登録されました。
世界記憶遺産の登録物件は外部への出品・展示が厳しく制限されますが、今回の展示では登録後に奇跡的に発見された作品など秘蔵の原画59点と登録作品の複製10点を炭鉱関係資料などとともに紹介しています。
また、この他にも東京タワー開業年の街角の風景を再現したブースや全国の炭鉱としのプロフィールも紹介しています。
ゴールデンウィーク期間中も開催しておりますので、是非足をお運びください。