1923年、山口県に生まれる京都大学支那文学科を中退して炭坑に入り、1957年まで海老津炭鉱、高松炭鉱、崎戸炭鉱などに鉱夫として働く。そのころより炭鉱労働者の文学運動を組織するとともに、炭鉱についてのルポルタージュを書く。1964年に「筑豊文庫」を創設。1987年没。
著書:『親と子の夜』(未来社)、『追われゆく坑夫たち』(岩波書店)、『日本陥没期』(未来社)、『地の底の笑い話』(岩波書店)、『天皇陛下萬歳』(筑摩書房)、『骨を嚙む』(大和書房)、『出ニッポン記』(潮出版)、『廃鉱譜』(筑摩書房)、『火を掘る日日』(大和書房)、『眉屋私記』(潮出版)、『写真万葉録・筑豊』=趙根在と共同監修(葦書房)など多数。