機關 17

針生一郎特集

雑誌『機關』は、1958年に高校教師を中心とした同人誌『形象』として出発。1964年発行の9号より休刊。1980年に今泉省彦・菊畑茂久馬の責任編集により復刊された(以後14号までの発行所=ゆー・コピア)。60年安保をはさむ8カ年の間に先鋭的な画家たちの論陣の拠点となった10号までの同人の編集理念を引き継ぎ、時代と「表現の思想」との関わりをひたすら追求していこうとする雑誌である。(15号より海鳥社発行)

著者略歴
機關編集委員会
キカンヘンシュウイインカイ
目次

美術評論家針生一郎を特集するにあたって■今泉省彦
【対談】針生一郎/菊畑茂久馬
形式ヒューマニズムから民衆的カオスへ
針生一郎の評論的原点について■高島直之
針生一郎自筆年譜
「芸術と人権」の構想■針生一郎


機關 17

B5判 並製
定価 1870円(本体1,700円)
ISBN 978-4-87415-335-2
C0071
2001年6月発行

キーワード:
カテゴリー: 美術