夢のなかの汽車
戸田幸一切り絵画集著者 戸田 幸一
遠い記憶のなかのこころの世界。風の音、駄菓子屋さん、裏山に続く道、石垣の花、母の優しさ、父の病、友との別れ。子どものころの記憶を見事に描いた、切り絵作品集。英文対訳付き(翻訳=グレッグ・アーウイン)「思い出は時に悲しかったり、せつなかったりしますが、戸田さんがそれを切り絵にすると感動的で力が湧きます。(略)彼のすばらしい作品を見ていると、誰しも美しい世界を心に呼び戻すことができるのです。戸田さんの切り絵は、単に日本の物を表現しているのではありません。そこには人生が表現されているのです」(本書「グレッグ・アーウインからのメッセージ」より)
著者略歴- 戸田 幸一
トダ・コウイチ