ゑたのし
画 二宮 哲男
静謐かつ猥雑、無垢かつ老獪、アルカイックかつモダーン、ひたすらに命の旋律を描き続けてきた画家のコラージュ作品集。「美しい小品を見た。/画家のまなざしの先にあるのは豆腐、梅干し、こんにゃく。/(略)――「そうだ」、先生は人々を愛し、生きる悦びを描き続けてこられたのだ。こう気付いたとき、無性に嬉しかった。/願わくば、きびしくも慈愛に満ちた二宮哲男のまなざしの片隅に、これからも居られる一人でありたい」(九州産業大学教授・大久保忠春「まなざし」〔本書序〕より)
著者略歴- 二宮 哲男
ニノミヤ・テツオ