福岡歴史がめ煮 博多区・中央区編
著者 空閑 龍二
10年の歳月にかけ丹念に拾い歩いた。福岡の説話・歴史のこぼれ話を1冊の大鍋に煮込む。古代からの歴史を持つ博多と、黒田氏の入城により形成された福岡城下町。板付遺跡から福岡城址、玄洋社の足跡に飢人地蔵、人魚塚まで、博多区・中央区の歴史説話を一挙紹介。107つの史跡・説話を掲載。
著者略歴- 空閑 龍二
クガ・リュウジ - 1938年、旧博多中対馬小路生まれ。福岡県立香椎高等学校卒業後に九州大学に就職。以来1997年の定年退職までの探訪を2冊の『歴史がめ煮』(海鳥社)として刊行した。
本書は「博多区・中央区編」「東区編」に続く3作目となる。
表題は、博多の郷土料理「がめ煮」を援用、時代もテーマもさまざまな歴史を「がめくりこんだ」ことから。