梅木 信子

ウメキ・ノブコ

大正9(1920)年2月5日、大分県臼杵市に生まれる。昭和12(1923)年、兵庫県加古川高等女学校卒業。昭和25(1950)年3月、東京女子医学専門学校卒業。昭和27年、医師資格取得。この年より浜松聖隷病院、信州大学精神科、東京女子医科大学・三神内科、同生理学教室を経て、医学博士取得。昭和35年、東京都日野市に内科・小児科を開業。平成20年、閉院し転居、現在に至る。著書に『死は易く生は難く候』(私家版)『なでしこと君に呼ばれて』(海鳥社)がある。


  • なでしこと君に呼ばれて
    なでしこと君に呼ばれて
    梅木 信子 [著]
    なでしこの花よと我を呼びし君海中にひとり淋しからずや 婚約者の戦死、遺骨との結婚。そして医師を目指しての進学。夫への鎮魂と深い愛惜の想いを抱きながら生きた、自らの半生を綴る。
    • 四六判 上製/252頁
    • 定価 1760円(本体1,600円)
    • ISBN 978-4-87415-862-3 C0095
    • 2012年10月発行
  • ときは木の愛を誓いて
    ときは木の愛を誓いて
    梅木 信子 [著]
    ときは木の変はることなき緑もて君に捧げむわが真心ぞ 昭和18年10月22日、婚約者を乗せた粟田丸は撃沈され、婚約者は戦死・・・。亡き夫への鎮魂と深い愛惜の想いが歌として溢れていく。
    • 四六判 上製/124頁
    • 定価 1650円(本体1,500円)
    • ISBN 978-4-87415-863-0 C0092
    • 2012年10月発行