川添 昭二

カワゾエ・ショウジ

1927年3月、佐賀県に生まれる。1952年、九州大学文学部史学科(国史)卒業。1969年、九州大学文学部助教授。1975年、九州大学文学部教授。1990年、福岡大学人文学部教授(1997年3月まで)。現在、九州大学名誉教授、文学博士。


  • 中世・近世博多史論
    中世・近世博多史論
    川添 昭二 [著]
    中世-文物の出入を担った国際都市。近世-侍の町/商人の町の双子都市。鎌倉時代の博多禅寺、蒙古襲来、大内政弘の九州経営、堺との対比、正史・地誌編纂を含む福岡藩文化史、日蓮宗寺院などの側面から中世・近世の博多・福岡の実相を総体的に捉える。政治・社会・文化・宗教史の枠を超えた地域史研究の新たな指針。
    • A5判 上製/304頁
    • 定価 4950円(本体4,500円)
    • ISBN 978-4-87415-650-6 C0021
    • 2008年7月発行
  • 中世九州の政治・文化史
    中世九州の政治・文化史
    川添 昭二 [著]
    政治・宗教・文芸が一体であった中世社会。平安期から江戸前期まで、大宰府天満宮安楽寺、鎮西探題、九州探題、大内・大友・島津氏などを主題に捉え政治史の展開に即し九州文化史を体系的に叙述した川添史学の決定版。
    • A5判 上製/424頁
    • 定価 5500円(本体5,000円)
    • ISBN 978-4-87415-448-9 C0021
    • 2003年7月発行