松村 みどり

マツムラ・ミドリ

2005年、ジョソールを訪れアジア砒素ネットワークで活動していた著者モンジュワラ・パルビンに出会う。砒素汚染問題だけでなく、水に起因するさまざまな自然災害をたくましく乗り越えるバングラデシュの人々の姿に感銘を受けてきた。2012年よりダッカに住んで、「川の国」と呼ばれるバングラデシュの独自の風土や世界観にベンガル語文学を通して触れることをダッカ生活の楽しみのひとつとしている。


  • シャムタ
    シャムタ
    モンジュワラ・パルビン [著]  松村 みどり [訳]
    砒素汚染に立ち向かうバングラデシュの辺境の村シャムタ。ここで生まれ育ったモンジュは、謎の病が地下水の砒素汚染によるものと知り、住民への啓発活動を担う。自らも砒素中毒になりながらも患者に寄り添い、砒素汚染に立ち向かった記録文学の誕生。  アジア砒素ネットワークは、住民に砒素汚染に関する理解を広げ…
    • 四六判 並製/248頁
    • 定価 1650円(本体1,500円)
    • ISBN 978-4-86656-012-0 C0098
    • 2017年9月発行