ふくおか絵葉書浪漫

アンティーク絵葉書に見る明治・大正・昭和の福岡県風俗史

600枚の絵葉書が語る明治から昭和の福岡県。大衆メディアが他になかった頃、絵葉書は常に時代の先端を庶民に伝えてきました。開店ラッシュに沸くデパート・カフェ、産業を支えた炭鉱・製鉄所、鉄道・自動車などの交通機関、映画館・動物園などの娯楽施設、流行のファッション……個性豊かな町々の表情と人々の暮らしが、わずか14×9センチの世界に甦ります。

著者略歴
益田 啓一郎
マスダ・ケイイチロウ
昭和41年大分県生まれ。九州デザイナー学院卒業。合資会社アソシエ運営の傍ら、アンティーク絵葉書研究や近代写真資料の掘り起こしをライフワークとする。また、福岡・冷泉地区自治連合会記録係として「冷泉のあゆみ?まちづくり戦後史」を執筆編纂。同誌のWEB版は第14回マイタウンマップ・コンクールにおいて優秀賞を受賞した。地域近代世相史の取材編纂や博物館等の企画展示も手がける。著書に「ふくおか絵葉書浪漫」「美しき九州?『大正広重』吉田初三郎の世界」(いずれも海鳥社)などがある。博多カレンダー委員会委員、日本絵葉書会九州支部幹事、日本国際地理学会会員、福岡市西区まるごと博物館推進会会員。

ふくおか絵葉書浪漫

B5判 並製/128頁
定価 2530円(本体2,300円)
ISBN 978-4-87415-491-5
C0039
2004年8月発行

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カテゴリー: 美術