薩摩から江戸へ

篤姫の辿った道

街道・宿場に刻まれた旅人たちの足跡。篤姫の江戸参府ルートに始まり、九州大名の参勤路の変遷、小倉落人の足どり、将軍へ献上の象の旅まで、各地に残る史料を繋ぎ、江戸期の道を探訪する。

著者略歴
半田 隆夫
ハンダ・タカオ
昭和13(1938)年、大分県中津市に生まれる。大分舞鶴高校、九州大学大学院文学研究科修士課程(史学専攻)修了。九州共立大学、放送大学福岡学習センター、福岡女学院大学生涯学習センター講師。平成8(1996)年12月「神神と鯰」、平成11年2月「神佛と鯰」、平成17年2月「神佛と鯰 続1」のテーマで、東京・赤坂御所にて秋篠宮殿下に御進講。著書に『九州の歴史と風土』、『中津藩 歴史と風土』1?18輯、『豊津藩 歴史と風土』1?10輯、共著に『福岡県史』(近世史料編)、『大分県史』(近世編2、4)、『藩史大事典』(第7巻
目次

はじめに
海路か、陸路か「篤姫街道」をゆく
参勤交代と島津氏
島津斉彬の下向と参勤
鹿児島藩の外城と一国一城令
将軍へ献上の象がゆく
庄蔵船の漂流とモリソン号事件
安政の大地震と鯰絵
桜田門外の変と島津忠義の帰国
九州大名の参勤路の変更
有明海、そして不知火海に黒船が!
長州戦争と小倉落人
篤姫関係年譜
主な資料・参考文献
本書にご協力いただいた方々
あとがき


薩摩から江戸へ

四六判 並製/218頁
定価 1760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-87415-704-6
C0021
2008年12月発行

キーワード:
カテゴリー: 歴史・民俗