邪馬台国の所在を吉野ケ里を含む筑後川北岸としてきた著者が、魏の使が来た道。韓国・対馬・壱岐・松浦・唐津そして糸島・福岡を歩き、文献・民俗・考古資料を駆使し、邪馬台国をめぐる論議にあらたな方向性を示す。