ジャンル:海鳥ブックス一覧
  • 大庄屋走る
    大庄屋走る
    土井 重人 [著]
    舞台は文化・文政から幕末までの小倉藩領。中村平左衛門と小森承之助、大庄屋を務めた彼らの日記には、日々の営みがありのまま書き留められている。奉行からの無理難題、捕り物やお仕置き、喧嘩の調停など、多事多難な日々の仕事。その一方で、折々に歌を詠み、温泉で湯治をし、念願だったお伊勢参りへ。当時の食生活や台所…
    • 四六判 並製/232頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-87415-641-4 C0021
    • 2007年9月発行
  • 長崎が出会った近代中国
    長崎が出会った近代中国
    横山 宏章 [著]
    出島と唐人屋敷が築かれた開港地、長崎。一八八六(明治十九)年、長崎に上陸した清国艦隊の水兵と日本の警察官が衝突。市民を含め、八十名の死傷者を出す。孫文、黄興、柏文蔚、李烈鈞、さらに蒋介石などの中国革命派が次々に訪れた長崎。日本人の教養を支えていた中国。その混乱を、日本人はどう捉えたのか。日本人の中国…
    • 四六判 並製/242頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-87415-593-6 C0021
    • 2006年8月発行
  • 戦中文学青春譜
    戦中文学青春譜
    多田 茂治 [著]
    阿川弘之、島尾敏雄・真鍋呉夫、那珂太郎、一丸章、小島直紀などを輩出した同人誌「こをろ」。昭和十四年秋から十九年春にかけての散華(さんげ)の時代に「精神的連帯による集団たることを志向」し、厳しい思想統制、検閲制度で言論表現の自由も奪われながら懸命に生きた若き文学者の青春群像を描く。
    • 四六判 並製/272頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-87415-560-8 C0095
    • 2006年2月発行
  • 日本的風景考
    日本的風景考
    斎藤 晃 [著]
    日本列島では人々は、山裾で稲を作り始め、そこに住み、子を育ててきた。そして、より広い水平地を求め、次第に堤防で水を制御し、海辺へと移動していった。日本的な風景を現出した根拠にせまり、風景に刻印された歴史を読み解く。
    • 四六判 並製/244頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-87415-513-4 C0021
    • 2005年2月発行
  • 古代学最前線
    古代学最前線
    中村 俊介 [著]
    吉野ケ里遺跡(佐賀県)や上野原遺跡(鹿児島県)など、各地の発掘によって、日本の古代社会の様相は、従来の説明が大きく書きかえられることになった。九州を中心に、発掘を契機とした論争と古代史研究の最前線を伝える。
    • 四六判 並製/225頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-87415-223-2 C0021
    • 1998年3月発行
  • 玄界灘に生きた人々
    玄界灘に生きた人々
    高田 茂廣 [著]
    長年、海事史研究に携わってきた著者が、浦の制度と暮らし、五ケ浦廻船を中心とする商業活動、孫七を始めとする漂流・遭難者の足跡、朝鮮通信使と長崎警備など、日本史上に重要な役割を果たした近世福岡の浦の実像を描く
    • 四六判 並製/270頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-87415-205-8 C0021
    • 1998年1月発行
  • 共生の技法
    共生の技法
    竹沢 尚一郎 [著]
    勃興する宗教活動、「他者」との共生を求めて行われるボランティア。競争と緊張に苦しむ現代、共同体はどんなかたちで可能なのか。様々な運動体、祭り、ボランティアなどの現場で、「他者」と共に生きる可能性を探る。
    • 四六判 並製/227頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-87415-178-5 C0036
    • 1997年7月発行
  • 熊本の野鳥探訪
    熊本の野鳥探訪
    大田 眞也 [著]
    身近な鳥の隠れた側面を論じた「カラス考」、先人たちの鳥との関わりが偲ばれる「鳥の地名考」、深刻な農作物被害を語る「鳥害」など、長年の野鳥観察で知り得た愉快でいとしい鳥の生活。鳥の生態に迫った写真50点収録。
    • 四六判 並製/231頁
    • 定価 1815円(本体1650円)
    • ISBN 978-4-87415-077-1 C0095
    • 1994年8月発行
  • 邪馬台国紀行
    邪馬台国紀行
    奥野 正男 [著]
    邪馬台国の所在を吉野ケ里を含む筑後川北岸としてきた著者が、魏の使が来た道。韓国・対馬・壱岐・松浦・唐津そして糸島・福岡を歩き、文献・民俗・考古資料を駆使し、邪馬台国をめぐる論議にあらたな方向性を示す。
    • 四六判 並製/260頁
    • 定価 1815円(本体1650円)
    • ISBN 978-4-87415-068-9 C0021
    • 1993年12月発行
  • 玄界の漁撈民俗
    玄界の漁撈民俗
    楠本 正 [著]
    玄界灘、壱岐・対馬、そして日本海側及び朝鮮半島沿岸一帯に勢力を誇った「宗像海人」。その本拠地・宗像に今も残る独特の航海術、捕鯨を含む漁具・漁法、習俗・信仰などを、文献史料と聴きとり調査をもとに集成した民俗誌。
    • 四六判 並製/342頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-87415-045-0 C0039
    • 1993年5月発行