年別一覧: 2024
  • 「文学」その道標
    「文学」その道標
    野松 循子 [著]
    昨今、論理性・実用性に欠けるとして文学離れが深刻化している。 しかし、文学は読めば読むほどに論理力が磨かれていくものである。 そして文学には、作家の深い「祈り」が籠められている。 どんなときでも「あなた」を肯定し、支えてくれる。 4つの作品を例に、文学の味わい方を説く。
    • 四六判 並製/200頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-86656-160-8 C0095
    • 2024年5月発行
  • 野松 循子
    1953年、山口県下関市生まれ。1982年、梅光女学院大学文学部大学院日本文学専攻博士課程満期退学。複数の高等学校非常勤講師、常勤講師(大学院在学中より十数年間)、大学図書館司書(2年間)、予備校講師(7年間)、1987年、西南女学院短期大学保育科非常勤講師(2年間)、1989年、萩女子短期大学国文…
  • 劉 寒吉
    明治39(1906)年、福岡県小倉市に生まれる。小説家。本名濱田陸一(はまだりくいち)。第二期『九州文学』の結成に参加し、第五期の休刊号まで同誌を支えた。昭和18年「翁」が芥川賞候補、「十時大尉」が直木賞候補となる。昭和30年「風雪」直木賞候補。北九州市立美術館、旧歴史博物館、市立中央図書館の設立に…
  • 西国の獅子
    西国の獅子
    劉 寒吉 [著]
    昭和55(1980)年7月より、「夕刊フクニチ」(フクニチ新聞社)にて計180回にわたり連載された未刊の小説を書籍化。 火野葦平や岩下俊作らと共に、九州の文学を支えた作家の1人、劉寒吉が、 「豊後王・西国の王」と呼ばれた大友宗麟の生涯を描いた戦国歴史小説。 稀代の猛将・戸次鑑連、高橋紹運を従え…
    • 四六判 上製/360頁
    • 定価 2750円(本体2500円)
    • ISBN 978-4-86656-162-2 C0093
    • 2024年5月発行
  • 角 敬之
    1947(昭和22)年福岡県生まれ。芝浦工業大学工業化学科卒業、化学専門商社・三木産業株式会社東京支店勤務を経て環境行政担当技術職員(化学職)として福岡県に入庁。水質保全、大気保全、アセスメント指導・審査、産業廃棄物監視・指導などを歴任し、環境部長を最後に2008(平成20)年3月に福岡県を退職。 …
  • 中野万亀
    中野万亀
    高橋 研一 [著]
    全国に先駆けて伊福(佐賀県太良町)に夜学校を開設し、四十年の長きにわたって地域の青年男性に教育を行った中野万亀。ついで矯風会(婦人会)を立ち上げ、災害救助や地域ぐるみの子育て環境の整備を行うなど、豊かな地域社会の構築と主体性と協調性を身につけた新たな地域の担い手を育てあげた。その背景には、篤誠院が鹿…
    • A5判 並製/100頁
    • 定価 1320円(本体1200円)
    • ISBN 978-4-86656-159-2 C0021
    • 2024年3月発行
  • 高橋 研一
    1980年生まれ。鹿島市民図書館学芸員。 佐賀大学地域学歴史文化研究センター特命研究員 【主要編著】 『〈再発見〉鹿島の明治維新史』(鹿島市、2018年) 『鍋島直彬と鹿島の蔵書文化』(鹿島市、2018年) 『田澤義鋪~今につながる政治教育の〈源流〉~』(共著、鹿島市民立生涯学習・文化…
  • 東亜考古学論攷
    東亜考古学論攷
    西谷 正 [著]
    鞍形磨臼や支石墓に見る原始の北東アジア関係、 陶質土器や鉄、象嵌など種々の技術革新が物語る南北世界の形成、 海底遺跡から明らかになる東シナ海交易の実態、 さらにシルクロードを介した遙か西域との文化交流まで── 時空を越えて広がり続ける探究心の軌跡。
    • A5判 上製/650頁
    • 定価 13200円(本体12000円)
    • ISBN 978-4-86656-156-1 C0021
    • 2023年12月発行
  • 問題解決提案書
    問題解決提案書
    福永博建築研究所 [著]
    美しい街並みとして知られる「けやき通り」の整備や、日本初のシルバータウン「美奈宜の杜」を手掛け、超長期耐久マンション「300年住宅」を実現させた建築家・福永博。これまで開発してきた技術や実証実験をもとに、「日本再生」への道を提案する
    • A4判 並製/176頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-86656-157-8 C0036
    • 2024年1月発行
  • 漢詩連れづれ
    漢詩連れづれ
    近藤 俊彦 [著]
    日本の詩、歌舞伎、ふるさと、懐かしき地、 移りゆく季節、友人、忘れえぬ人々……。 日々の暮らしでのさまざまな思い、悩み、老い…… 人生の悲喜こもごもを詠じた詩を通して 漢詩の魅力を発見し、その豊かな世界を逍遥する。
    • A5判 並製/250頁
    • 定価 2530円(本体2300円)
    • ISBN 978-4-86656-153-0 C0095
    • 2024年1月発行