5月15日〜27日に水俣・福岡展が開催されます(終了しました)
2013年5月15日(水)〜27日(月)JR九州ホール(博多駅ビル9F)にて「水俣・福岡展」が開催されます。
公害の原点と言われる水俣病が南九州の片隅で発見されたのは、経済白書が「もはや戦後ではない」と謳った1956年のことです。半世紀以上の時が過ぎた今でも被害に悩んでいる方は数多くいらっしゃいます。もう一度水俣病を問い直すことは、私たちがこれから先、どのように生きていくかを考えるうえで少なからぬ意味を持つことと思います。水俣病に関する全ての表現、研究、記録をひもとき、状況に照らしてこれらを再構築する「水俣・福岡展」。多くの写真や資料の展示。ホールプログラムが用意されています。ぜひ足をお運びください。
「水俣・福岡展」
■会期:2013年5月15日(水)〜27日(月)
■時間:10:00〜20:00
[日曜日は18時まで、最終日は16時まで]
■会場:JR九州ホール(博多駅ビル9F)
[一部のホールプログラムはASCビル4F会議室にて行われます]
■チケット 「水俣・福岡展」
一般 当日券1000円/前売券800円
大学生以下 当日券600円 /前売券500円
■お問い合わせ
認定NPO法人 水俣フォーラム
電話:03-3208-3051/ファックス:03-3208-3052
水俣フォーラム福岡事務所
電話092-282-5846/ファックス092-282-5847
<展示……発生より半世紀。水俣病事件の事実は現代日本に何を物語るのか>
■メイン展示……悲しみの底に何が見えるか
■患者遺影……死者たちが来場者を見つめる
■実物展示……残された物こそ雄弁に語る
■美術展示……事実は表現されて真実となる
■水俣病ブックフェア……さらに深く知るために
■水俣病物産展……モノを通して暮らしと志が出会う
■語り部コーナー……当事者の生の声を聞く
■写真展示……レンズが失われた声を聞いた
<ホールプログラム>
■「私と水俣病」……患者さんのお話から
5月16日(木)午後6時30分会場、7時〜9時、A会場
杉本肇(水俣病患者、漁師)
田口ランディ(作家)
■「私と水俣病」……患者さんのお話から
5月18日(土)午後1時30分会場、2時〜4時、C会場
大石利生(水俣病患者)
佐高信(経済評論家)
■「私と水俣病」……患者さんのお話から
5月19日(日)午後1時30分会場、2時〜4時会場、C会場
森永賢二(胎児性水俣病患者)
森達也(映像作家)
■「私と水俣病」……患者さんのお話から
5月23日(木)午後6時30分会場、7時〜9時、B会場
吉永理巳子(水俣病患者、リグラス工房)
小熊英二(歴史社会学、慶応義塾大学教授)
■「私と水俣病」……患者さんのお話から
5月25日(土)午後1時30分会場、2時〜4時、B会場
川本愛一郎(水俣病患者家族、作業療法士)
竹下景子(女優)
■映画とお話「誰にも分かる水俣病」
5月26日(日)午後1時30分会場、2時〜4時、A会場
土本典昭監督「水俣病 その20年」