現代から飛鳥へ。万葉歌に導かれ遥かな寺空を超え、飛鳥人の世界に誘う。奈良・飛鳥に魅せられて、40回近くかの地を訪ねた著者が、花に込められた思い、権力を巡る諍い、邂逅や別離などをひもとき、奈良・大和の魅力を綴る。