仏師と訪ねる九州の仏像2

仏師の確かな目を通し、九州の名仏・秘仏を仏像彫刻の視点で紹介する。前後左右だけでなく、斜めからなど八方からの撮影に加え、仏様の背面や光背、細部の拡大写真に至るまで一体につき二十枚以上の写真で紹介。仏像彫刻と鑑賞のための写真集。

<収録仏>
阿弥陀三尊(明導寺・熊本県球磨郡湯前町)
兜跋毘沙門天(観世音寺・福岡県太宰府市)
地蔵菩薩半跏像(大光禅寺・宮崎県土佐原町)
馬頭観音(海蔵寺・福岡県岡垣町)
十一面観音(長谷寺・福岡県鞍手町)
著者略歴
高井 そう玄
タカイ・ソウゲン
京仏師。昭和23年、京都生。京大仏師・松久宗琳に師事し、琮玄の名をもらう。昭和60年に一乗院仏像彫刻所を福岡に開所。平成四年に造仏した木彫福岡大仏(16.1メートル)の制作ビデオ(NHK)がイギリスの大英博物館に所蔵。福岡市天神の安国寺の仁王像(総高4.5メートル)を完成させるなど、全国の寺院の仏像・仏画を造物修復。また、九州各地にて仏像彫刻、仏画教室を主宰。京仏師1200年の技を今に伝えている。編著に『円山派下絵集』全5巻(三村推古書院)、『慶派-時空を超えて 仏を彫る』(海鳥社)、『仏師に聞く仏像彫刻教室』『仏師に聞く仏像彫刻室 続』(共に青幻社)、『仏師と訪ねる九州の仏像1』(全5巻予定、海鳥社)
目次

阿弥陀如来三尊仏像 明導寺(城泉寺) 熊本県
兜跋毘沙門天像 観世音寺 福岡県太宰府市
地蔵菩薩半跏像 大光禅寺 宮崎市佐土原町
馬頭観音像 海蔵寺 福岡県遠賀郡
十一面観音像 長谷寺 福岡県鞍手郡鞍手町
仏像の名称


仏師と訪ねる九州の仏像2

A4変判 上製/80頁
定価 3300円(本体3,000円)
ISBN 978-4-87415-815-9
C0071
2011年4月発行

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カテゴリー: 美術