四溟堂松雲大師

徳川家康に会い、連れ去られた民間被虜者・三千余名の送還を実現し、京都滞在中に多くの仏教者と交歓、終戦交渉にとどまらず、仏教者としての確固たる理念に立って、恒久的平和の使命を実践した四溟堂松雲大師。日韓善隣友好二百数十年を切り開いた韓国の名僧の事績を顕彰する。(オールカラー)
著者略歴
松雲大師顕彰会
ショウウンダイシケンショウカイ
目次

『四溟堂松雲大師』発刊によせて 本山東本願寺法主 大谷光晃
発刊を祝す 韓国通度寺住持 頂宇
ごあいさつ 韓国表忠寺 信徒一同
松雲大師と徳川家康―四百年前の日朝外交回復の立役者 京都造形芸術大学客員教授 仲尾宏
松雲大師と日真上人、その心の交流 本妙寺住職 池上正示
壬乱被虜、日遙上人 久留米大学非常勤講師 余真鎬
御礼にかえて 正行寺住職 竹原智明
四溟堂松雲大師年譜


四溟堂松雲大師

B5判 並製/176頁
定価 2750円(本体2,500円)
ISBN 978-4-87415-858-6
C0023
2012年10月発行

キーワード:
カテゴリー: 歴史・民俗