小倉城と城下町

「九州咽喉の地」に築かれた名城の全容
毛利元就に始まり、細川忠興、そして小笠原氏と時の統治者たちが築き上げた小倉城と城下町。全国でも珍しい「唐造り」の天守、広大な「惣構」を有する城郭は名城と讚えられた。幕末には自焼の憂き目に遭い、明治以降は軍用地となりながら、昭和三十四年に天守が再建。最新の調査・研究成果をもとに四五〇年の歴史を辿る。
[オールカラー]
著者略歴
北九州市立自然史・歴史博物館
キタキュウシュウシリツシゼンシレキシハクブツカン
目次

刊行のごあいさつ
本書の編集にあたって
小倉城とは何か 様々な「試練」を乗り越えて

第一部 小倉城の歴史
第一章 小倉城の位置と構造
第二章 戦国時代の小倉城 毛利勝信時代まで
第三章 江戸時代の小倉城Ⅰ 細川氏の時代
第四章 江戸時代の小倉城Ⅱ 小笠原氏の時代
第五章 近代の小倉城
第六章 現代の小倉城

第二部 城内の変遷
第一章 天 守
第二章 本丸・北ノ丸・松ノ丸
第三章 二ノ丸
第四章 新馬場・御花畠
第五章 三ノ丸
第六章 御下屋敷・御下台所ほか
第七章 堀・石垣・土塁・門・櫓

第三部 城下町の変遷
第一章 西曲輪
第二章 東曲輪
第三章 帯曲輪
第四章 近代・現代の城下町

第四部 城下町と交通
第一章 口・橋・道
第二章 船 溜

「小倉城と城下町」関連年表
資料解説
主要参考文献
編集体制・執筆者・協力機関


小倉城と城下町

B4判 並製/232頁
定価 3300円(本体3,000円)
ISBN 978-4-86656-076-2
C0021
2020年6月発行

キーワード:
カテゴリー: 歴史・民俗