筑後耳納北麓

山川草木いのち流れて 写真集

筑後平野南部。久留米市の高良山を起点とし、東に約20数キロにわたり、耳納山系が続いている。耳納の里山と麓の田園風景、森や川に憩う鳥たち。そこで生活する人たちの姿を卓越した技術で切り撮った。耳納の大自然の中、営々と紡がれていくいのちの一瞬を捉え、そこで生活する人たちの息づかいが聞こえてくる写真集。

著者略歴
井口 益次
イノクチ・マスジ
1935年、久留米市に生まれる(渡辺姓)。1956年、創元会・鶴甫氏(洋画)に師事。1957年、西南学院大学商学部卒、緑 屋(自営業)入社。1962年 久留米光画会入会、久保田翠嶺氏に師事。1965年 国際写真サロン入選(10回、11点)1978年、福岡県美術展覧会、県美術協会賞。1978年、現代九州彫刻展写真コンクールグランプリ。1981年、福岡県美術展覧会、会員の部、県美術協会賞(4回)、 安永賞(1回)、奨励賞(1回)。1981年、グループ展「私の九州」四人展。1990年、アレンジフォト写真研究会、「緑人会」主宰。1980年、久留米市総合美術展審査員。1996年、福岡県美術協会写真部会委員。1999年、福岡県美術協会理事。2000年、福岡県美術展覧会審査員など。ほか多数。
目次

古墳の里
現と幻
自然と人々
鳥達の季節
草木歴程


筑後耳納北麓

A4変判 並製/146頁
定価 2934円(本体2,667円)
ISBN 978-4-87415-802-9
C0072
2011年2月発行

キーワード:
カテゴリー: 美術