月別一覧: 9月 2018
  • 「倭」の神々と邪馬台国
    「倭」の神々と邪馬台国
    宮島 正人 [著]
    邪馬台国は九州・八女にあった。 これまでの邪馬台国論に多く見られるような、『魏志倭人伝』の細かい記述に固執したり、遺跡・遺物に必要以上に意味をもたせたりすることなく、従来軽視されてきた記紀をはじめ、神社の祭神や神事、民間伝承の検証を通し、古代日本の精神文化という視点から古代国家の起源を解き明かす全…
    • A5判 並製/290頁
    • 定価 2420円(本体2200円)
    • ISBN 978-4-86656-035-9 C0021
    • 2018年10月発行
  • 宮島 正人
    高校教諭。昭和32年(1957)、北九州市生まれ。北九州市立大学文学部卒。大学在学中に筑紫磐井の乱を題材にした小説「叛乱」が第3回歴史文学賞候補作となる。主な著作に『海神宮訪問神話の研究』(和泉書院)、『古事記論集』(おうふう、共著)、その他記紀神話、風土記、万葉集等の上代文学及び民間伝承に関する論…
  • 旅に出て考える
    旅に出て考える
    夢野 良平 [著]
    興味の向かうままに旅した思索と探求の記録。 倭人とは、スサノオとは何なのか。自分なりの答えを求め、日本中をまたにかける。旅先に残る蛇信仰の痕跡に気づき、その奥深さに魅せられて日本を飛び出し、世界へ。思うまま、感じるままに世界を歩いた旅行記。
    • B5判 並製/168頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-86656-036-6 C0095
    • 2018年9月発行
  • 長崎のジャオドリと筑後の大蛇山
    長崎のジャオドリと筑後の大蛇山
    原尻 英樹 [著]
    蛇を祀る九州の二つの祭、それに中国・福建省の蛇祭りを写真で紹介。三つの祭りに共通する信仰やそれぞれの祭りが生まれた背景を探る。
    • A5判 並製/106頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-86656-037-3 C0039
    • 2018年10月発行
  • 原尻 英樹
    1958年福岡県大牟田市生まれ。立命館大学産業社会学部教授。ハワイ大学政治学博士(宮沢賢治研究)。九州大学教育学博士(教育人類学)。現在、東シナ海域、武道的・武術的身体論、中国朝鮮族のトランスナショナリズムの研究をしている。著書『コリアンタウンの民族誌:ハワイ・LA・生野』(ちくま新書、2000年)…