長嶺 正秀
ナガミネ・マサヒデ
昭和26年(1951)、島根県に生まれる。福岡県苅田町役場に勤務。教育委員会技術技師として文化財の調査、遺跡、古墳の発掘調査に携わる。苅田町教育委員会編『厚葬の時代Ⅰ』(秋の特別展示録、2009年)、苅田町教育委員会編『律令時代と豊前国』(秋の特別展示図録、2010年)などの企画制作を担当。著書に『石塚山古墳の謎』(共著、海鳥社、1991年)『筑紫政権からヤマト政権へ・豊前石塚山古墳 』(シリーズ「遺跡を学ぶ」新泉社、2005年) 『豊前国の松会』(海鳥社、2015年)がある。
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豊前国英彦山
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長嶺 正秀 [著] 佐野 正幸 [著]
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平安時代後期の弥勒信仰によって英彦山に弥勒浄土の世界を再現するというその理念は、英彦山を一大宗教勢力に成長させた。今日まで続くその歴史をたどり、遺された文化財や自然をカラーで紹介する。天空の宗教都市の全貌。
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- A5判 並製/192頁
- 定価 2200円(本体2,000円)
- ISBN 978-4-87415-979-8 C0021
- 2016年8月発行
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豊前国の松会
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長嶺 正秀 [著]
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降臨する神を松庭に起立する巨大な柱松に迎え、早春に五穀豊穣と国家泰平を祈願する松会神事。その根底に仏教・神道・道教が重層化し、豊前国独自の文化として成立した神事の全体像を追求する。
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- A5判 並製/168頁
- 定価 1980円(本体1,800円)
- ISBN 978-4-87415-939-2 C0039
- 2015年4月発行
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石塚山古墳の謎
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小田 富士雄 [編] 長嶺 正秀 [編]
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中国~朝鮮半島~北部九州~瀬戸内~近畿のルート上に位置し、7面の三角縁神獣鏡を出土した九州最大・最古の初期前方後円墳、石塚山古墳をめぐる討論。参加者=小田富士雄、長嶺正秀、真野和夫、柳沢真一、都出比呂志。
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- 四六判 並製/201頁
- 定価 1602円(本体1,456円)
- ISBN 978-4-906234-99-8 C0021
- 1991年11月発行