仏師と訪ねる九州の仏像3
著者 高井 そう玄
また、仏彫に役立つ様々な角度から仏像を撮影。単なる仏像写真集としてではなく、仏像彫刻をしている方に参考図書として使用できるよう配慮した。
<3巻収録仏(一部)>
文殊菩薩騎獅像および四侍者立像(大光禅寺・宮崎市土佐原町)
文殊菩薩騎獅像(飯森神社・福岡市西区)
薬師如来像(薬師堂・熊本県芦北町)
大黒天立像(観世音寺・福岡県太宰府市) 著者略歴
- 高井 そう玄
タカイ・ソウゲン - 京仏師。昭和23年、京都生。京大仏師・松久宗琳に師事し、琮玄の名をもらう。昭和60年に一乗院仏像彫刻所を福岡に開所。平成四年に造仏した木彫福岡大仏(16.1メートル)の制作ビデオ(NHK)がイギリスの大英博物館に所蔵。福岡市天神の安国寺の仁王像(総高4.5メートル)を完成させるなど、全国の寺院の仏像・仏画を造物修復。また、九州各地にて仏像彫刻、仏画教室を主宰。京仏師1200年の技を今に伝えている。編著に『円山派下絵集』全5巻(三村推古書院)、『慶派-時空を超えて 仏を彫る』(海鳥社)、『仏師に聞く仏像彫刻教室』『仏師に聞く仏像彫刻室 続』(共に青幻社)、『仏師と訪ねる九州の仏像1』(全5巻予定、海鳥社)