暴力団の行方

消滅、マフィア化、それとも…
元マル暴刑事が語るヤクザの実態と弱体化に向けた具体策。さらに警察内部や司法界の改革、各種国家試験のあり方や総理大臣の議事世襲制まで、日本が抱える問題にズバリ提言!
著者略歴
笹原 英治郎
ササハラ・エイジロウ
1952年、福岡県生まれ。鹿児島ラ・サール高等学校、九州大学法学部卒。地元銀行に勤務した後、1977年に福岡県警察拝命。警察本部捜査第4課特捜班長、同暴力団対策課課長補佐、小倉北警察署刑事管理官、直方警察署副所長などを歴任し、2013年退職。暴力団内部抗争による拳銃発砲殺人事件など数多くの捜査に従事、その解決に貢献した。
目次

はじめに

第一部 暴力団の行方
第一章 暴力団の現状
第二章 当面の人・物・金対策
第三章 社会復帰対策—離脱組員の社会復帰を確実に
第四章 暴力団排除活動の推進
第五章 暴力団取締り体制の充実

第二部 現場からの提言
第一章 司法界への提言
第二章 警察内部の改革
第三章 国家試験制度などの改革
第四章 社会制度への提言
第五章 社会常識についての提言

おわりに


暴力団の行方

四六判 並製/240頁
定価 1430円(本体1,300円)
ISBN 978-4-87415-949-1
C0036
2015年7月発行

キーワード:
カテゴリー: 社会