詩的メディア

鯨々 GEIGEI 創刊号

vol.1 July2019
詩人・文芸評論家の北川透と、詩人渡辺玄英らが中心となって結成された「鯨々同人会」による同人誌。
「これまでの〈もの書き〉としてのわが生涯は、同人誌活動によってこそ、支えられてきた」とする北川(「西日本新聞」2019年9月8日)と、若手の詩人らが生みだす新しい詩と評論への挑戦。


【訂正とお詫び】
創刊号に関する訂正とご関係の皆さんにお詫びを申し上げます。
表紙のデザインを〈案〉段階のまま、制作者・村上英峻さんに無断で使用してしまいました。結果、本来の形ではない表紙になっています。また、制作関係者のお名前の掲載を欠落しております。
同人編集側の判断ミスと、村上さんへのご連絡ご相談を疎かにしたためです。謹んで村上さんとご関係各位にお詫びいたしますとともにクレジットをここに掲載させていただきます。

・表紙デザイン/村上英峻
・表紙写真/石井美帆
・モデル/mikai

(文責・渡辺玄英/編集同人)
著者略歴
渡辺 玄英
ワタナベ・ゲンエイ
目次

【詩】
波の声(イたみ(の  渡辺玄英
浜浦台の仮題による九の変奏  北川透

【連載評論】
誰もがいる場所 第一回 谷川俊太郎『詩の本』(集英社)から  北川透
狂人語り・寓喩・異世界 第一回 芥川龍之介「河童」をめぐる三つの問い〜(一)狂人語り〜  池上貴子

【論考】
谷崎潤一郎に見る唯一不変の美〜『少将滋幹の母』を中心に〜  有澤裕紀子
黒衣の人々が急ぐ街 太宰治『メリイクリスマス』考  山口洋子

【エッセイ】
贄としてのゴジラ 核の記憶と戦争の記憶  渡辺玄英

「鯨の会」読書会年譜  池上貴子
編集後記


鯨々 GEIGEI 創刊号

A5判 並製/68頁
定価 880円(本体800円)
ISBN 978-4-86656-055-7
C0095
2019年7月発行

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カテゴリー: 詩・短歌・俳句