高千穂鉄道

よみがえれ高千穂鉄道!神話と神楽の里・高千穂と延岡を結ぶ高千穂鉄道は総延長50.1キロの区間に103カ所の橋梁を持つ。迫り来る山肌と五ケ瀬川の深い谷を縫うように走る列車は全国の鉄道ファンにとって憧れの場所でもある。平成17年9月の台風14号は橋梁の流出など高千穂鉄道に致命的な被害をもたらした。鉄道写真家・栗原隆司が高千穂鉄道復活の願いを込め、風光明媚な鉄道風景や乗客の姿そして被災現場の写真をまとめた

著者略歴
栗原 隆司
クリハラ・タカシ
1952年、福岡県生まれ。1970年、処女作「ドン急修学旅行列車東へ」を発表。1972年、東京写真大学(現・東京工芸大学)入学。1980-81年、真島満秀写真事務所在籍。以後、フリーカメラマン「旅ぐらふぁー」となる。1987年、日本鉄道写真作家協会加入。現在、福岡県太宰府市在住。著書に、『鉄道のある風景』、『九州・鉄道の旅』、『九州・花の旅』(以上、海鳥社)、『JR特急』(講談社)、『栗原写真館 鉄路叙情編』(交通新聞社)、『九州SL紀行』(ないねん出版)など多数。
目次

神宿る眺望(高千穂-日之影温泉?12.4キロ)
川と橋の旅(日之影温泉-川水流?20.5キロ)
夢と笑顔を乗せて(川水流-延岡?17.1キロ)
日ノ影線、高千穂線のころ
国鉄・JR時代
ガンバレ!新生「神話高千穂トロッコ鉄道」
コラム 幻の鉄道路線高千穂散策
高千穂鉄道の車両たち
石垣の村・戸川集落
台風の衝撃
高千穂鉄道の70年


高千穂鉄道

A5判 並製/128頁
定価 1980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-87415-574-5
C0072
2006年4月発行

キーワード:
カテゴリー: 鉄道