先生!もっと子供を叱れ
私の体験的教育論著者 北島 進
教育のなかに規律と厳しさを!ボンクラで、怒られてばかりの小学生時代、動員と奉仕活動の工業高校時代、戦中、戦後の混乱のなかの教育と、30数余年の教師時代を振り返り、現在の教育が取り戻すべきものはなにかを考える。「誰が先生か生徒か分からないような、教師と子供たちの今日の雰囲気を、今からでも少し考え直していただきたいと思っています。先ほどの若い先生も、厳しい先生になることを期待しています。(略)私は自分の教師としての経験から、少々の厳しさは本人の為になると確信しています。親からうちの子供に対し厳しいとか、叱られたとか、多少文句を言われても、信念をもち『黙っとけ!』と言ってはね返すぐらいの覚悟が必要なのではないでしょうか。」(「はじめに」より)
著者略歴- 北島 進
キタジマ・ススム