市役所(おやくしょ)の女

一本義女のドタバタが、世の中を動かすこともあるのだ!

学者から役人へ。女性部長への華麗な転身!?女性の地位向上に始まり、福祉、防災、まちづくり、さらに文化、環境、そして教育へと。役所での仕事ってどんなもの?私の16年のドタバタ日記。「これはあるとき思いもかけずお役所務めをすることになった私の、十六年間の紆余曲折を赤裸々に綴った日記です」「行政と市民をつなぐ市役所職員になった当初、「私は一般市民と市役所の通訳者の役割をします」と言っていたことを思い出しています。本書はまさにその役割を補うものとして書きました。市役所関係でいろいろ問題が起こるたびに、市民と役所のお互いのコミュニケーションが不足していることを痛感します。市役所はもっともっと情報を開示しなければならないし、市民はもともっと市政を自分たちのこととして考えなければならないと思います。両者が一緒になって施策を作り、実行するくらいの気持ちが必要です。役所はあくまでも住民の自治のためのお手伝いをするところという気持ちが必要です。それが、本当の意味の住民自治だと考えます。」(本書「あとがき」より)

著者略歴
植木 とみ子
ウエキ・トミコ

市役所(おやくしょ)の女

四六判 上製/229頁
定価 1870円(本体1,700円)
ISBN 978-4-87415-737-4
C0075
2009年7月発行

キーワード:
カテゴリー: 文学・記録