草莽の防人歌

万葉のわだつみの声をきく
戦地に赴く兵士たちの生の声
その多くが「国に徴兵された農民」という草奔の民であった防人
日常を捨て遥かセンチに赴く姿に、第2次世界大戦時の我が国の兵士たちは自身を重ね、心を慰めたという
防人歌からは、戦と直面しつつ愛する者の未来とわが身を憂う生の声が聞こえてくる
今も変わらぬ悲哀と郷愁と慕情 今こそ防人の歌をきけ――
著者略歴
山口 博
ヤマグチ・ヒロシ
1932年(昭和7)東京に生まれる。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。富山大学・聖徳大学名誉教授、文学博士。
著書に『王朝歌壇の研究』『万葉集形成の謎』(共に桜楓社)、『閨怨の詩人小野小町』(三省堂選書)、『王朝貴族物語 古代エリートの日常生活』(講談社現代新書)、『万葉集の誕生と大陸文化 シルクロードから大和へ』(角川選書)、『心にひびく日本の古典』(新潮社)、『こんなにも面白い日本の古典』(角川ソフィア文庫)、『創られたスサノオ神話』(中公叢書)、『大麻と古代日本の神々』(宝島新書)、『こんなにも面白い万葉集』(PHP研究所)など他多数

草莽の防人歌

A5判 並製/274頁
定価 2530円(本体2,300円)
ISBN 978-4-86656-084-7
2020年9月発行

キーワード:
カテゴリー: 文学・記録
お買い物カゴ
小社の書籍は全国の書店でお取り寄せできます。また、小社に直接ご注文の場合送料は、税別合計価格5000円未満は一律300円、5000円以上は無料にてお送りいたします。