月別一覧: 4月 2017
  • 天草本いそっぽの物語
    天草本いそっぽの物語
    加藤 睦子 [絵・訳]
    「蟻としぇみ(アリとキリギリス)」、「狼とわらんべのこと(狼と羊飼い)」「犬が肉を落としたこと(よくばりな犬)」など、およそ100の物語を収録。おじゃる言葉で語るイソップ物語。  1590(天正18)年に帰国した天正遣欧少年使節。彼らはイタリアルネッサンス期の豪華な装飾や家具、絵画、楽器など、…
    • A4変形判 上製/128頁
    • 定価 2585円(本体2350円)
    • ISBN 978-4-87415-999-6 C8793
    • 2017年4月発行
  • 加藤 睦子
    福岡県柳川市に生まれる。福岡教育大学美術科卒。同大在学中に福岡県展にて、県知事賞受賞(油絵)。西日本女流絵画展、文部省県展選抜展招待出品など絵画活動後、高校教諭として勤務。1971年アーティストとして米国永住権を取得。現在、サンフランシスコ在住。1980~86年、サンフランシスコに「ギャラリー・シオ…
  • 佐賀学Ⅲ
    佐賀学Ⅲ
    伊藤 昭弘 [編]
    佐賀は世界の窓口だった。中近世における中国・西洋の文化の受容と交流。 中世、松浦党の拠点はどう築かれたか。近世の日中交流はいかに行われたか。幕末期、鉄砲や医療などの新技術への対応はどうしたのか。近代、海外への飛躍や郷土意識はいかに形成されたのか。海外文化の窓口であった佐賀と佐賀人を論ず。
    • A5判 上製/316頁
    • 定価 3300円(本体3000円)
    • ISBN 978-4-86656-001-4 C0021
    • 2017年3月発行
  • 伊藤 昭弘
    1971年生まれ。佐賀大学地域学歴史文化研究センター准教授。副センター長。(佐賀大学「交流」プロジェクト代表) 【主要業績】 『藩財政再考――藩財政・領外銀主・地域経済』(清文堂、2014年) 「近世後期の藩領国における資本循環構造と藩財政」(『歴史学研究』885、2011年) 『古文書にみ…
  • 佐賀・九州の南方開拓者たち
    佐賀・九州の南方開拓者たち
    山﨑 功 [著]
    第一次大戦後、旧ドイツ領南洋群島を獲得したことをきっかけに、南洋ブームに沸く日本。混沌とした社会状況の中、危険も省みず南洋群島に船出し、南洋ビジネスのトップに躍り出た豪快な日本人たちがいた。大正期南洋ブームの先駆者ともいえる3人にスポットを当て、南洋進出の実態を照らしだす。 南・東南アジアを射…
    • A5判 並製/102頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-86656-003-8 C0021
    • 2017年3月発行
  • 山﨑 功
    1965年まれ。修士(法学)。早稲田大学法学研究科公法学専攻修士課程修了,アムステルダム自由大学Ph.D.プログラム指導終了中退。早稲田大学社会学研究所助手,アムステルダム自由大学社会文化学部助手を経て,2001年から佐賀大学文化教育学部講師。准教授を経て,2014年,佐賀大学文化教育学部教授。20…
  • 竹下しづの女・龍骨句文集
    竹下しづの女・龍骨句文集
    竹下しづの女 [著]   竹下 龍骨 [著]
    久保より江、杉田久女とともに女流俳句黄金時代をつくった竹下しづの女。 学生俳句の興隆に尽力しながらも若くして逝った竹下龍骨。 二人の残した俳句のすべて……。 高浜虚子に師事し、「短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎(すてつちまおか)」の一句で、女性で初めて俳誌「ホトトギス」の巻頭句を飾った竹下し…
    • 四六判 並製/256頁
    • 定価 1650円(本体1500円)
    • ISBN 978-4-86656-000-7 C0092
    • 2017年3月発行
  • 竹下 龍骨
    本名吉信。大正3(1914)年10月20日~昭和20(1945)年8月6日。 竹下伴蔵・しづの女の長男として出生。幼少より俳句をはじめる。旧制福岡高等学校文科独類を経て、九州帝国大学農学部林学科卒業。後、同学部研究室副手となる。後、大学院に進学。高等学校在籍中に、「高等学校俳句連盟」(のちの学生俳…
  • 竹下しづの女
    本名シヅノ。明治20(1887)年3月19日~昭和26(1951)年8月3日。 福岡県京都郡稗田村大字中川生まれ。福岡県女子師範学校卒業後、久保尋常小学校、稗田尋常小学校訓導を経て、小倉師範学校訓導となる。大正元(1912)年、水口伴蔵を養子に迎えて結婚。5人の子どもを得る。8年頃より俳句をはじめ…
  • 田中正造と松下竜一
    田中正造と松下竜一
    新木 安利 [著]
    足尾銅山鉱毒事件、豊前環境権裁判……。〈民衆の敵〉とみなされながら、虚偽の繁栄を逆照射した2人の生き方を探る。 松下さんは豊前地方に住む人なら誰でも知っている「いのちき」ということを実践した人だと思う。清貧の思想と言うより、清貧の現実を、主張を枉げず、同調圧力に屈せず、人間の低みを生きぬいた人…
    • 四六判 並製/438頁
    • 定価 2750円(本体2500円)
    • ISBN 978-4-86656-002-1 C0095
    • 2017年3月発行