廃仏毀釈異聞

キリシタン禁圧の持続、隠れキリシタンの顕現。国家神道への道と「神仏判然令」。矛盾と錯綜に満ちた明治政府の宗教政策に翻弄される人々を描く。
著者略歴
示車 右甫
ジシャ・ユウホ
1931(昭和6)年,福岡県に生まれる 1950(昭和25)年,福岡市立博多工業高校卒業 2004(平成16)年,東福岡信用組合退職 【著書】 『断食者崩壊』(1967年,福岡市民芸術祭賞・小説部門の一席) 『天草回廊記』(上・下,文芸社,2006・08年) 『対馬往還記』(海鳥社,2009年) 『天草回廊記 志岐麟泉』(海鳥社,2010年) 『天草回廊記 隠れキリシタン』(海鳥社,2012年) 『廃仏毀釈異聞』(海鳥社,2014年) 『天草興亡記』(海鳥社,2015年) 『瀬戸焼磁祖 加藤民吉、天草を往く』(花乱社,2015年) 『天主堂二人の工匠 小山秀之進と鉄川与助』(海鳥社,2016年) 『破壊僧親鸞 中活字本』(櫂歌書房,2019年) 『日朝交隣外交史ノート』(花乱社,2019年)
目次

浦上四番崩れ
神仏判然令
耶蘇探索
夢醒真論
平戸の廃仏
大流罪
流謫
前後錯綜
大教宣布
越前一揆
神道教導職
不平等条約改正
大教院離脱
教導職廃止
終章
参考文献


廃仏毀釈異聞

A5判 上製/360頁
定価 2420円(本体2,200円)
ISBN 978-4-87415-903-3
C0093
2014年4月発行

キーワード:
カテゴリー: 歴史・民俗