我、市長選に挑戦す

クリーンで暮らしが第一の飯塚市政を目指して
 私は、飯塚市で発生した賭けマージャン事件による市長の辞任に伴う飯塚市長選に出馬した。
 私の立候補理由は、賭けマージャン事件の全容を解明することにあり、私の所信は、飯塚市民の暮らしを第一とする飯塚市政を実現することにあった。
 選挙結果は、次のとおりだった。
 当 26,320 片峯 誠(60)無新
   10,609 小幡俊之(59)無新
    8,553 小宮 学(61)無新
 私は大差で落選した。
 しかし、落選直後の敗戦の弁でも述べたように、私が訴えた「クリーンな飯塚市政への転換」と「市民の暮らしが第一とする飯塚市政への転換」の声は飯塚市民に届いたと思う。今後に必ずつながる。新しい飯塚への出発点となると確信している。 (本書「発刊にあたって」より)
著者略歴
小宮 学
コミヤ・マナブ
1995年生まれ。関西学院大学卒業後、筑豊じん肺訴訟が提訴された1985年4月に弁護士登録。現在、弁護士法人いいづか小宮法律事務所所属。弁護士登録以来現在まで、長崎じん肺訴訟、全国トンネルじん肺根絶訴訟、西日本石炭じん肺訴訟など、多くのじん肺裁判にかかわる。筑豊じん肺訴訟では、1991年より弁護団事務局長として、訴訟にすべてのエネルギーを注ぎ、勝利の牽引役を果たした。福岡県立大学監事。

我、市長選に挑戦す

A5判 並製/88頁
定価 550円(本体500円)
ISBN 978-4-86656-009-0
C0036
2017年8月発行

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カテゴリー: 文学・記録