梶村晃著作集 1
天皇制国家主義教育から平和教育
著者 梶村 晃
かって、学校教育が戦争への道を担っていた。なぜ、教育は戦争への道を歩んだのか。戦後平和教育の意義と限界を明らかにし、教育が再び戦争を担う「人的資源」づくりとならないために、何をなすべきかを問う。戦争というおろかな過ちを繰り返さないために。「今や、戦争非体験のその大人が主体となり次世代に「戦争を語り継がねばならない」時代になっている。主体がかたり、それを次代が「継がねばならない」。それが人類の「ちえ」であり、戦争というおろかな過ちをもう繰り返さないために。」(「あとがき」より)
著者略歴- 梶村 晃
カジムラ・アキラ - 1932年生れ。福岡県の小学校、中学校の教員として勤務。福岡県教職員組合執行委員長を1992年に退任。九州・沖縄平和教育研究所代表、中国人強制連行・強制労働事件福岡訴訟を進める会代表を務めるなど、多くの市民運動に参加。