写真で見る今井津の50年

行橋市の東部、英彦山を源とする今川と祓川の二つの川が豊前海に流れ込む河口に開けた今元地区は中世の頃「今井津」と呼ばれた港町でした。
この今井津には京都八坂神社から勧請した今井祇園社や真言宗大谷派の豊前の国を代表する古刹・浄喜寺などがあり、古くから栄えていたことが分かります。
『写真で見る今井津の50年』には今井津の神社や寺院、お堂、海、川、池、祭、暮らし、農作業など1000枚以上の写真が掲載されており、20世紀後半から21世紀初頭の今井津の暮らしが手に取るように理解できる貴重なものばかりです。
(「今井津と橋本幸作さん」美夜古郷土史学校 山内公二より抜粋)
著者略歴
橋本 幸作
ハシモト・コウサク
昭和10年1月22日、福岡県京都郡今元村(現・行橋市)今井生まれ。昭和28年3月、福岡県立豊前高等学校卒業。昭和29年、今井神楽講参加。昭和53年、豊前神楽の調査を始める。平成9〜17年、福岡県文化財保護指導委員、苅田町文化財保護委員を務める。平成16年5月、財団法人伝統文化活性化国民協会より表彰を受く。
目次

今井津と橋本幸作さん 美夜古郷土史学校 山内公二
今井津の神事
今井津の信仰と寺社
今井津の生活と自然
おもいで
今井西祇園会の諸記録(戦後)
参考文献


写真で見る今井津の50年

B5判 並製/280頁
定価 3080円(本体2,800円)
ISBN 978-4-87415-878-4
C0039
2013年2月発行

キーワード:
カテゴリー: 歴史・民俗