中西和久 ひと日記

永六輔「「差別用語」という言葉を持ち出してきて言葉を整理しようとする意識を、僕は一番軽蔑する。言葉そのもので差別は生まれてきません。意識のなかに出てくるものですからね。」〈本書より〉

著者略歴
中西 和久
ナカニシ・カズヒサ
劇団「芸能座」で俳優修業。初舞台は1977年『浅草キヨシ伝』(井上ひさし作・小沢昭一演出)の川端康成役。86年より自作のひとり芝居『火の玉のはなし』をもって全国行脚。『しのだづま考』の演技で91年度文化庁芸術祭賞を受賞。同作品で国際交流基金主催公演として韓国主要都市で公演、東欧2ヶ国の国際演劇祭へ招待参加。98年には新国立劇場開場記念賛助公演を務める。ロシア・エカテリンブルグ国際演劇祭で特別賞。2013年、NHKBSプレミアム「心はものに狂わねど~中西和久説教節ひとり芝居」福岡県文化賞、春日市民文化賞などを受賞。京楽座主宰。

中西和久 ひと日記

四六判 並製/220頁
定価 1650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-87415-268-3
C0095
2001年8月発行

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カテゴリー: 文学・記録