アメリカ小説の60年代

新しい語りの模索

アメリカ史上未曾有の激動時代、小説家は、何を、どう表現したのか。1950年代の繁栄と平穏が一変、限りなく混迷を深めてゆく60年代。アメリカ小説では、伝統的手法に取って代わるラディカルな文体実験が試みられた。ピンチョン、ヴァネガット、プローティガンらの作品を取り上げ、彼らが切り開いた表現の可能性を明らかにする。

著者略歴
前田 圓
マエダ・マドカ

アメリカ小説の60年代

A5判 上製/448頁
定価 5720円(本体5,200円)
ISBN 978-4-87415-609-4
C0098
2006年11月発行

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カテゴリー: 文学・記録