博多のくらし

老舗菓舗の娘が綴る思慕と追憶の博多。
まだ昭和通りもなく米兵が町を闊歩していた昭和21年に生まれ、その後の町や人々の移り変わりを見てきた菓子店2代目の二女。商家のしきたり、旦那衆とごりょんさん、祭りの起源とその変化、伝統的な食文化、そして忘れ得ぬ人々。博多への溢れる想い。
著者略歴
森 弘子
モリ・ヒロコ
大学卒業と同時に太宰府天満宮文化研究所に奉職。その後、古都大宰府保存協会、太宰府市教育委員などを経て、現在、太宰府発見塾塾長。編著書に「さいふまいり」「宝満山歴史散歩」「太宰府紀行」など多数。
目次

なつかしかぁ
原風景
麹屋番の店/日々のくらし/那珂川に想う/海風に吹かれて/うちのごりょんさん

のぼせもん
芸所博多とどんたく/博多松囃子の歴史/追山笠の廻り止/山笠復興の誉/山笠の鼻取り/謎の水法被/不浄の者立ち入るべからず/我が家のお盆 /いけどうろう/
博多の町の夏祭り

うまかもん/行当餅/オキュウト/饂飩と蕎麦と饅頭と、そして素麺/妙楽寺と外郎/お正月を迎える/博多雑煮/正月料理


博多のくらし

四六判 並製/208頁
定価 1870円(本体1,700円)
ISBN 978-4-86656-152-3
C0095
2023年10月発行

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カテゴリー: 歴史・民俗