豊前幕末傑人列伝
著者 三浦 尚司
幕末期、豊前薬師寺村に開かれ、約3000人が学んだとされる漢学私塾「蔵春園」。恒遠醒窓を師と仰ぎ、文教に尽くした高弟たちをはじめ、偉業を成し遂げた10人の傑人たちを紹介する。
- 立ち読み
- 豊前幕末傑人列伝
著者略歴
- 三浦 尚司
ミウラ・ナオジ - 昭和19(1944)年,福岡県豊前市に生まれる。昭和43(1968)年,中央大学法学部法律学科卒業。北九州市警察部長を経て,平成16(2004)年福岡県警察(地方警務官)を退官。現在,九州国際大学客員教授,公益社団法人日本詩吟学院認可筑紫岳風会会長,全日本漢詩連盟理事,福岡県漢詩連盟会長。校註著書に『遠帆楼詩鈔』(草文書林),『白石廉作漢詩稿集』『東陽円月吟稿集』(共に恒遠醒窓顕彰会),『和語陰隲録』『こどもたちへ 積善と陰徳のすすめ』『柳河藩の女流漢詩人 立花玉蘭の『中山詩稿』を読む』(以上梓書院),監修に『湯地丈雄 復刊』(梓書院),著書に『消えた妻女』(梓書院),『豊前幕末傑人列伝』(海鳥社)がある。
維新の陰の功労者 白石廉作
手永大庄屋 曽木墨荘
豊前の傑商万屋 乗桂・小今井潤治
天稟の傑僧 末弘雲華上人
矢方池築造に命を賭けた 高橋庄蔵
勤皇の海防僧 釈月性上人
藩医として生きた漢詩人 西秋谷村
真宗豊前学派を大成した高僧 東陽円月
漢学私塾「蔵春園」を継承した 恒遠精齋
漢学私塾「蔵春園」創始者 恒遠醒窓
廃藩置県の悲運に泣いた 千束藩旭城哀史
参考文献
あとがき
(一部抜粋)