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  • 中野万亀
    中野万亀
    高橋 研一 [著]
    全国に先駆けて伊福(佐賀県太良町)に夜学校を開設し、四十年の長きにわたって地域の青年男性に教育を行った中野万亀。ついで矯風会(婦人会)を立ち上げ、災害救助や地域ぐるみの子育て環境の整備を行うなど、豊かな地域社会の構築と主体性と協調性を身につけた新たな地域の担い手を育てあげた。その背景には、篤誠院が鹿…
    • A5判 並製/100頁
    • 定価 1320円(本体1200円)
    • ISBN 978-4-86656-159-2 C0021
    • 2024年3月発行
  • 博多のくらし
    博多のくらし
    森 弘子 [著]
    老舗菓舗の娘が綴る思慕と追憶の博多。 まだ昭和通りもなく米兵が町を闊歩していた昭和21年に生まれ、その後の町や人々の移り変わりを見てきた菓子店2代目の二女。商家のしきたり、旦那衆とごりょんさん、祭りの起源とその変化、伝統的な食文化、そして忘れ得ぬ人々。博多への溢れる想い。
    • 四六判 並製/208頁
    • 定価 1870円(本体1700円)
    • ISBN 978-4-86656-152-3 C0095
    • 2023年10月発行
  • ひとすじの光
    ひとすじの光
    髙山 八郎 [著]
    昭和19年、国民学校4年生の稔は、父を亡くし、母・妹と福岡市から立石村へと疎開する。慣れない田舎の生活と学校でのいじめに苦しむなか、やがて起こる大刀洗空襲……。昭和20年3月27日、アメリカ軍の誤爆により朝倉郡立石村立石国民学校に通う児童31名の命が奪われた「頓田の森」の悲劇。この時に6名の友を失い…
    • 四六判 上製/186頁
    • 定価 1000円(本体909円)
    • ISBN 978-4-86656-147-9 C0093
    • 2023年6月発行
  • 鬼と権現
    鬼と権現
    古賀 正美 [著]
    御塚・権現塚古墳と鬼夜の関係、『観興寺縁起』に描かれた武家・草野氏の館、たった30年で忽然と途絶えた地蔵信仰、善導寺焼き討ち事件の真相、筑後川の水神信仰と平家伝説── 久留米に残る祈りの痕跡をたどり、中世人の精神世界を照らし出す。
    • A5判 並製/192頁
    • 定価 2200円(本体2000円)
    • ISBN 978-4-86656-146-2 C0021
    • 2023年6月発行
  • 伝統演劇の破壊者 川上音二郎
    伝統演劇の破壊者 川上音二郎
    岩井 眞實 [著]
    オッペケペー節、書生芝居で知られ、毀誉褒貶相半ばする人物である川上音二郎。しかし、日本近現代演劇開拓の先駆者としての功績は大きい。 時代の機をみるに敏で、最新事件や日清戦争劇の上演で新演劇の基礎を確立。妻の貞奴とともに欧米を巡業し、そこで観たシェークスピア劇や児童劇などの西洋演劇を積極的に日本に紹…
    • A5判 並製/248頁
    • 定価 2420円(本体2200円)
    • ISBN 978-4-86656-145-5 C0095
    • 2023年4月発行
  • 鍋島治茂の政治
    鍋島治茂の政治
    伊藤 昭弘 [著]
    幕末の名君・鍋島直正が治世の手本とした祖父・治茂。赤字財政の改善に取り組み、人材育成のために藩校・弘道館を創設、さらに六府方などの藩の組織改革にも務めた治茂の治世は、幕末の雄藩「佐賀藩」の礎となった。 本書では、鍋島治茂の生涯を概観。とくに佐賀藩主時代の政策を検討し、佐賀藩政史における治茂の治世を…
    • A5判 並製/100頁
    • 定価 1320円(本体1200円)
    • ISBN 978-4-86656-142-4 C0021
    • 2023年3月発行
  • 吉武姓の話
    吉武姓の話
    吉武 弘喜 [著]
    全国1万2,000人の吉武さんへ ── あなたの名前のこと、知っていますか? ・ヨシタケの由来は植物の「葦と竹」 ・吉武姓が全国で一番多い県は? ・吉武氏は平安時代から続く「海の民」 ・平家の落人となった吉武氏がいた!?
    • A5判 並製/248頁
    • 定価 1980円(本体1800円)
    • ISBN 978-4-86656-143-1 C0095
    • 2023年4月発行
  • 小城藩主鍋島直能
    小城藩主鍋島直能
    中尾 友香梨 [著]
    類まれなプロデュース力で、桜岡庭園(小城公園の前身)を全国に知られる名園に育てあげた鍋島直能。当時の学術・文化をリードした林門や親王・公家衆、明末の儒学者たちとの交流を時代の文脈の中で読みなおし、文雅の力で自らの家格を権威づけようとした直能の姿を明らかにする
    • A5判 並製/100頁
    • 定価 1100円(本体1000円)
    • ISBN 978-4-86656-121-9 C0021
    • 2022年3月発行
  • 遠藤周作の影と母 
    遠藤周作の影と母 
    新木 安利 [著]
    日本人とキリスト教 復活と転生、同伴者、厳父と慈母、 そして弱者の罪の救いと、悪……。 『深い河』の磯辺とその妻、大津、美津子、沼田、木口、塚田、それぞれを支柱とし、 『沈黙』をはじめとした数多の遠藤作品を繙きながら独自の視点で遠藤のカトリシズムを追及する。 遠藤文学における弱者と絶対…
    • 四六判 並製/504頁
    • 定価 3080円(本体2800円)
    • ISBN 978-4-86656-117-2 C0095
    • 2022年4月発行
  • 諸国見聞
    諸国見聞
    石本 猪平 [著]
    久留米商人が見た幕末・維新 久留米の商人、石本猪平が天保10(1839)年から明治17(1884)年まで、約45年間にわたり書き留めた日記風の記録を翻刻。幕末の動乱から明治維新、西南戦争までの政治事件、物価や気象情報、冠婚葬祭、町の変化……。江戸末期から明治初期の政治・文化・生活史の一級史料。
    • B5判 上製/600頁
    • 定価 8800円(本体8000円)
    • ISBN 978-4-86656-115-8 C0021
    • 2022年2月発行